リカーリング(ビジネス)の概要
はじめに
この記事では、「リカーリング(ビジネス)の概要」について書いています。
自分に向けた備忘録でもありますが、「リカーリング(ビジネス)がどんなものなのか知りたい」な人の一助になれば嬉しいです。
リカーリングビジネスとは何か
- リカーリング(Recurring)とは、英語で「繰り返される」「循環する」の意味。
- 継続的に提供するサービス契約から収益を得るビジネスモデル。
- リカーリングの種類は2つに大別できる。
- 消耗品販売: 商品を販売した後にそれを使い続けていくうえで継続的に必要となる消耗品を別売りで購入してもらう販売スタイル。プリンターのインクカートリッジなど。
- 月額課金: 一定額の基本料金を課金したうえで、利用料に応じた料金を従量制で課金するもの。電気代、ガス代、水道代、インターネット接続料金など。
他のビジネスモデル(収益モデル)との違い
売り切り型との違い
- 売り切り型は継続性がなく、一度商品やサービスを提供したらそれで終わり。
- リカーリングビジネスは継続的に価値を提供し、収益を得る。
- 売り切り型に対して「利用者がいる限り収益が続く」ことが大きなメリット。
- 顧客満足度が低いと顧客がすぐに解約・退会してしまい収益に繋がらないので、絶えず顧客の声を聞いて改善し続けないといけない。
サブスクリプションとの違い
- 有名なサブスクリプションとしてはApple Music、Spotify、Netflix、Hulu等がある。
- サブスクリプションは、期間の料金が定額に設定されている。
- 対してリカーリングビジネスは従量課金(期間の使用量に合わせて料金が変わる)も含まれる。
- サブスクリプションはリカーリングビジネスに含まれるビジネスモデルとも言える。
リカーリングビジネスで収益を獲得した例
ジレット(Gillette)社
ソニー(Sony)
- 日本を代表する企業
- 「プレイステーション4」では、従来のようにゲーム機本体とゲームソフトを販売するだけでなく、特定のゲームタイトルの遊び放題やオンラインマルチプレイなどの特典を含む有料会員サービスを導入し収益を獲得している。
おわりに
「リカーリング(ビジネス)の概要」について解説しました。
さいごに、記事を書く上で参考にしたサイトのリンクを以下に掲載します。合わせて読んでいただくと良いかと思います。