Gitのswitchコマンドの使い方を調べてみた

はじめに

この記事では、「Gitのswitchコマンドの使い方」について書いています。

Gitのswitchコマンドについては、その基本的な使い方(switchコマンドによるブランチの切り替え)について記事を書きましたが、switchコマンドはオプションをつけたりすることで様々な使い方ができるので調べて記事にまとめました。

自分に向けた備忘録でもありますが、「Gitのswitchコマンドの使い方を知りたい」な人の一助になれば嬉しいです。

switchコマンドの使い方

ブランチを切り替える

これは以前紹介した通りで、以下のコマンドで指定のブランチに切り替えることができます。

git switch <ブランチ名>

ちなみに、存在しないブランチ名を指定すると、以下のようなエラー文が出てきます。

fatal: invalid reference: <ブランチ名>

ブランチを直前に使っていたものに切り替える

例えばmainブランチで作業していたのを一旦developブランチに切り替えて作業し、またmainブランチに戻る、などの場合、以下のコマンドで実現できます。

git switch -

特にmainブランチにはよく切り替えたりするので覚えておくと意外に便利かもしれません。

ブランチを新しく作成し、そこに切り替える

git checkout -bに相当するものです。以下のように-cオプションを付けます。

git switch -c <ブランチ名>

このコマンド(-cオプション)は、既に同名のブランチ名がある場合はエラー文を出力します。

fatal: A branch named '<ブランチ名>' already exists.

「同名のブランチがあっても新しく作って欲しい」という場合は、cを大文字にすることで、ブランチを上書きする形で強制的にブランチを作成することができます。

git switch -C <ブランチ名>

おわりに

「Gitのswitchコマンドの使い方」について解説しました。

さいごに、記事を書く上で参考にしたサイトのリンクを以下に掲載します。合わせて読んでいただくと良いかと思います。

https://tracpath.com/docs/git-switch/

https://minamachi.jp/news/git-switch-command/