GitHub ActionsでPythonの3.10を使う方法

はじめに

この記事では、「GitHub ActionでPythonの3.10を使う方法」について書いています。

GitHub ActionでPythonを利用としたとき、3.10を使おうとして少しハマったのが記事を書いたきっかけでした。

自分に向けた備忘録でもありますが、「GitHub ActionでPythonの3.10を使いけどエラーが出て使えない」な人の一助になれば嬉しいです。

本文

簡単な内容のもので挙動を確認していきます。

name: try python 3.10

on:
  workflow_dispatch:

jobs:
  display_python_version:
  
    runs-on: ubuntu-latest

    steps:
      - name: Setup Python
        uses: actions/setup-python@v3
        with:
          python-version: 3.10

      - name: Display Python version
        run: python -c "import sys; print(sys.version)"

Pythonの3.10をインストールしてバージョンを出力するというものです。

しかし、このコードは期待したようには動作してくれません。下の画像のようなエラーになります。

Annotationsに書いてある内容を見てみましょう

Version 3.1 with arch x64 not found
The list of all available versions can be found here: https://raw.githubusercontent.com/actions/python-versions/main/versions-manifest.json

なぜか3.1を使おうとしてることになってますね(ちゃんと3.10を指定しているのに)

これどうもYAML方で3.10を数値として認識してしまうため、勝手に最後の0が消されてしまうようです。

これを回避するためには3.10を" ' "で囲み

          python-version: '3.10'

と指定してください。この変更を加えることでエラーにならず所望の動作をしてくれるようになります。

おわりに

GitHub ActionでPythonの3.10を使う方法」について解説しました。

ここまで読んで下さりありがとうございます。

さいごに、記事を書く上で参考にしたサイトのリンクを以下に掲載します。合わせて読んでいただくと良いかと思います。

github.com