QEMUを使ってRustのOSサンプルコードを動かしてみる
rustでOS作りの勉強しようと思うとき、必要になるのがqemuというオープンソースソフトウェアのプロセッサエミュレータです。 このqemuをwindowsでインストールし、Rustで書かれたOSサンプルコードを動かした時の備忘録です。
。。。といっても、下のリンク先のページの内容に従うだけです。簡単にインストールできます。 https://itneko.blogspot.com/2020/06/qemu-for-windows.html
注意点としては、上記を行うだけでは環境変数にqemuのパスが追加されていません。 例えば、rust https://os.phil-opp.com/ja/minimal-rust-kernel/ で紹介されている https://github.com/phil-opp/blog_os/tree/post-02 を動かす際は、(必要なもののインストールが全て終わっていることを前提として) コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを対象のプロジェクトに移動した後
set PATH=%PATH%;C:\Program Files\qemu
を、実施し、コマンドプロンプト内だけ有効になるようにPATHを通する。その後に
cargo run
を行うと、ちゃんと"Hello World!"の文字が表示されたウインドウが出てきます。
注意としては、set PATH=~
というコマンドは、VSCodeのターミナルで打っても所望の動作をしてくれない(エラーが出る)ので、コマンドプロンプトを立ち上げ、そこから操作してください。